研究メモ:わたモテ(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!)

以前、おれが書いたやつ
この「5年越しに再ブレイクしたマンガ」がすごい!――『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 12巻』 | GetNavi web ゲットナビ

このメモは、おれがGetNaviWebで書評連載を書いていたときに作成した。

第01巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 1巻

モテ欲求の割合 異性8:友人2

高校デビューに失敗

女子高生ブランドを過信

スクールカーストは無い(少なくともイジメはない)

庇護欲をそそるらしい、ということは客観的にわかる。(もこっち自身は気づいてない)

自意識過剰(年頃なので当たり前だが、いろいろ複雑にからみ合って、ひどいことになっている)

話しかけてもらえないというだけで、他者を見下す。死ねと思う(傷つきたくない防御反応)

ゆうちゃん初登場。

女性の性的部位に対する欲情(モテる人間に対しての羨望、憧れによるもの。同性愛ではない)

ゆうちゃんをゲーセンに誘う優しさ。もこっちには損得抜きの思いやりがある。

性格が悪い、と言い切れない「お人好し」である。

むっつりすけべ。性に対する興味が強い。横のつながりがないので妄想だけ。

異性(男)に対する免疫が少ないが、ゲームやアニメなどで憧れだけは人一倍ある。年頃なので当たり前。

2年次の修学旅行にまつわる話題が出る(のちに伏線回収される)。

おなじ顔しか描けない美術部員(のちに伏線回収される)。

作者(谷川ニコ・ふたり組)は、第10巻以降から、もこっちの暗い青春を救済している。それが第12巻に顕著にあらわれる。

二年と三年の同級生たちは、まわりに同調しながらも、わりと自己を確立している(しようという素質がある)人たちばかり。もこっちと出会って、勘違いがありながらも、ひかれあう。

ウッチーは、もこっちと似ている。鏡として自分(うっちー自身)の内面を見ている。同類なので、ひかれあう。たぶん仲良しになれる。お人好しなところも似ている。

第02巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 2巻

性欲と自意識と幼児性?
自分は、他人よりも優れているところがある、と信じている。漠然と。備わっているものだと、思い込んでいる。
女子高生、高校生という肩書き、アニメやラノベに描かれている「救いのある青春」を信じている。
思いこみが激しい。
小さい子、弱い子のなかで一番になりたがる。
異性への憧れは強い。
弱者を探すが、周囲には見当たらない。

体育の女教師が初?登場。

掃除機でキスマーク。異常。
お母さん(とお父さん)はリベラル。
しょうがない子とわかっていながら、見捨てない。強制しない。放任主義。

弟は冷たいが、いちおう相手してくれる。
軽蔑というよりも、意味がわからず戸惑っている印象。
もしも、もこっちが一人っ子だったら、もこっちを殴ったり叱ったりする役割がいないので、良くない方向に育ったかも。

きーちゃん初登場。
あこがれのお姉さん。
ウソつきであると理解→軽蔑に変わる
しかし、駄菓子屋の一見で、「かわいそうな人」であると理解
この理解については、一概には言えない。もっと言語化できるはず。
知的障害者を見るような、ペットのような、家畜のような目で。

友達を作れなかったので、夏休みはひとりぼっち。
落ち込むこともあるけれど、すぐ忘れて、前向きになる。
要するに、懲りないバカ。
客観的にみれば、自分からは何もしないで、最大の報酬を得ようとしている、世間知らず。
他人との対等な関わりをしてこなかったので(ゆうちゃんのせい)、世知が足りない。

それでも「憎めないところ」がある、というのがもこっちの初期コンセプト。
その憎めなさは、自分に正直であるところ、独自の世界観をもっている、ユニーク、ファニィ。
それが、二年生の修学旅行以降に周囲に認められる。ちょっとしたきっかけで。
すぐれた人間ではないけれど、
でも、高校生くらいまでは、そんな「寛容さ」が残っている。ブスでもデブでも

第03巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 3巻

昼ごはんを屋上でひとりぼっち……エンジョイしている。

手づくりお弁当。お母さん。

文化祭の準備でハリキリすぎて、手をざっくり。

ゆうちゃんにウソをついて見栄をはる。

生徒会長(文化祭実行委員長。今江恵美)が初登場。
気ぐるみ越しにハグ(のちに伏線回収)。

文庫本片手に昼食する。

プリクラに憧れる(かわいく撮れることを期待して)。

痴漢にあこがれるけれど、怖くなる。

姉と弟で、ゲームを貸し借りすることはあるらしい。
弟から、もこっちの部屋に入っていった。

冬が来ると、入学前に思い描いていたギャップで、さみしい気持ちになる。

三巻の時点でアニメ決定? 2012年12月22日

第04巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 4巻

マラソン大会の最中に便意。うんち。
あせるな…本当のゴールはあそこじゃない(ガンガンONLINEの巻末に使用されている)。

中学時代のもこっちは「武器商人」になりたかった。
それをゆうちゃんとの会話で思い出して、顔を真っ赤にしている(恥ずかしいという自覚がある)。

クリスマス会、ネモがいる(尻込みしてしまい、結局ゲーセンに)。

ドジと過剰な承認欲求によって、期せずして、クラス内の注目キャラとしての頭角を表しはじめる。
担任との相性の悪さが、かえって良い方向に。

第05巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 5巻

12巻ルート(百合ハーレムルート)は、ここから始まった。風向きが変わりはじめる。
百合クラスタは、5巻から読んでもいいと思う。

卒業式にて、ぼっちの三年生男子と交流する(ここで自分の学生生活の未来に思いをはせる)。

回想。入学後の自己紹介でスベった思い出。高校デビュー失敗(と思いこんでいる)

ネモと隣の席に。

体育教師が担任になる(お節介でデリカシーに欠けるが、ある意味、ぼっち矯正ギプス)。
この二人の存在が、ぼっち脱出のカギだったかも。

1年生のときの成績は平均点。そのあと右肩下がり。

カフェでアニメ好きのサラリーマンとすこし交流。将来に思いをはせて、勉強する気になる。
二年のはじめに気づいたのだから、もこっちは賢い子だと思う。

小宮山(こみなんとかさん)と図書館で再開。もこっち、覚えておらず。
弟、なんだかんだで姉を気遣う。いいやつ。庇護欲をくすぐる(かわいそうな子扱い?)。

第06巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 6巻

こみなんとかさんとのからみ
回想。ちんことチョコの誤解
中学生のときからの知己とはいえ、はじめて友達らしい関係に
こみなんとかさん、便所飯(いつも一緒のクラスメイトが休みだから)
もこっち、はじめて自分よりみじめ(に思える)相手があらわれた。
修学旅行先、もこっちが観ていたネット動画で、京都・奈良に決定

隣席のネモにリップクリームを借りる。
もこっち、百合を期待する。生徒会長の好意も百合だと勘違いしはじめる
こみなんとかさんは、ふつうに男子としゃべれる。もこっちを超える変人なだけ。
ゆうちゃんとこみさんが再会する
この3人が友情を深めて終わるかと思いきや……例の百合展開に発展していく。

第07巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 7巻

ネモ、制汗スプレーを申し出る。

もこっち、弟の部屋に。弟、姉をきづかうようなそぶりをする。
弟は、6巻や7巻あたりから、もこっちを見守る(気遣う)ような性格設定になりつつある
編集部の意向 あるいは本来、高校生になるとそのような感情が芽生えるのか。

2年目の夏休みに突入。
今年は、こみなんとかさがいる。ひとりじゃない。

野球部の応援で死にそうになる……が最後に助けてもらい、義理を感じるもこっちであった。

きーちゃん(中学二年生)の自宅におとまり。

本当の異常者はきーちゃん。むしろ、もこっちによって生み出されたもこっちの亜種の可能性。
きーちゃんは、もこっちのことを発情した哀れなペット(駄犬)だと思っている。
だから「もこっちのお婿さん」を見つけるために世話を焼いている

きーちゃんと夏祭り「あまり恥ずかしいことしないでね」ついに言われてしまった。

もこっちにむかついている。負けず嫌いであることが、ホラー張りぼてのエピソードでわかった。

もこっち、きーちゃんのおかげで自転車に乗れるようになる(補助輪トラウマからの卒業)。

自転車で自宅まで帰ろうとして、中断。途中で母を呼んだ。バカだけどかわいい娘。

夜食。トマトとチーズなんて洒落た組み合わせで。育ちが良い。。

お母さんと一緒に、弟の弁当づくり(下心あり)でも、お母さんの表情がやさしい。

三人で海水浴。もこっち、けっこう楽しんだ。

ことあるごとに、ゆうちゃんのにおいに欲情する。

第08巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 8巻

修学旅行編。『わたモテ』確変のはじまり。

二学期がはじまる。席替えでネモと離れてしまう。

さみしくて、1年のときと同じことを繰り返す。

修学旅行の班決め。クラスのあぶれ者が集結してしまう。

女体育教師(担任)のスパルタによって、班長になる(自分勝手に行動できない)。

班長という「権威」を手に入れたことによって、ちょっと頑張ってみよう、という考えが生まれる。

気をつかう必要がない、しかも強制的な集団行動なので、コミュニケーションが生まれる。

他の班員(ぼっち)は、自分と肩を並べるほどのクズっぷり。かえって安心する。無意識的な親近感。同族意識。

うっちー、仲良しと同じ班になれなかった。潜在的な「ぼっち」であることの証明。

例のあの人=もこっち なぜだ?。

喪70扉絵における、もこっちと母の楽しそうな感じ。

行きの電車。出席番号順なので「か行」である加藤さんがもこっちの隣だった。宿敵(ちょんまげ)はその隣り。

1日目の宿。蝙蝠の間から、すべてが始まった。

なぜか、ヤンキーには気をつかわなくて良いと思っている。変なの。

うっちー、もこっちの剃毛を目撃する。ジャージズボンを放り投げてやった。

田村ゆり。影のリーダー。班長もこっちに、いろいろ行動を促している

吉田の乳首をつまんで、はたかれる。

田村ゆりから「バカ」認定。このバカは、文字通りではない。もこっちはある種の「バカ」である。あどけなさ。

吉田もバカ。ぐねったもこっちを背負って山頂へ。

うっちー。眠っている三人を起こそうとする優しさがある(お人好し)。

第09巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 9巻

もこっち。またぼっちになるかと思いきや……。

担任に「黒木さんをお願い」といわれたことを、田村ゆりとヤンキー吉田は守っている。いいやつら

もこっちの憎めなさ(たぶん、ファニィ的なかわいさ)もある。担任のお節介が良い方向に働いている。

嵐山で再会する。ゆりにLINEを教えてと言われる。

修学旅行最後の宿は、ホテルの二人部屋。うっちー(絵文字)。処女判定することによって、見下す。スムーズに会話。シャワーをのぞく。パンティー。百合アニメを観始める(これが原因か)。

修学旅行後の初登校。あきらかに人間関係が広がったことを実感するもこっち。

お昼ごはん、田村ゆりとその友達の三人で。

体育祭。

第10巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 10巻

もこっち、字がきれい。図書館の要望カード。

こみさんにスマホ届けてもらう。

弟の部屋をつかわせてやる(もこっちの義理堅さ)。

こみさんの忘れていったスマホの中身は見ない(もこっちの義理堅さ。そこまでゲスではない)。

ネモが声優志望であることを知る。

こみさんがいちばんの異常者。常識人の側面もあるが、もこっち弟のことだけについてか?

吉田のぬいぐるみ好き もこっちに依頼する おもしろい定番ギャグ。

うっちーの勘違い。下着。

もこっち。弟にたまにやさしい。弟、そんな姉のやさしさを憎みきれない。

釣り銭漁りをするもこっちに田村ゆりが「もう黒木さんのことわかってるし」吉田も同意。

コンビニで立ち読み。ホットコーヒーを注文。律儀なところがある。店員に覚えられているが……これは悪い意味ではないと思う。

23時すぎにテスト勉強している(一夜漬けっぽい)。翌日のテストはダメだった。

学食で、ひとりもこっち。ネモたちのグループが来る。「ひとりで勇気あるね」と意外にほめられる。

声優志望バレしそうになったネモを、もこっちが身代わりになる。平気。

ネモは、目が怖いときがある。この時点では、まだ本当の自分を隠しているネモ。

もこっちの存在が、ネモのありかたをすこし変える。重要なキャラである。

元生徒会長と吉田ともこっちで雨の放課後。肩の荷がおりる。

この作者、たまにハートウォーミングなエピソードをはさんでくる。技巧主義。

こみさん番外編。ロッテ観戦。大谷翔平。

あとがき「アニメ化3年前に終わって部数しぼられ続けてる漫画なのに」。

第11巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 11巻

キバ子、本格的に登場(初ではない?)。

うっちーは、もこっちを意識しまくり。たぶん一日中。

田村ゆりがカゼで休んだ日。友達(まこっち)と、もこっちのからみ。「友達の友達」。

修学旅行のときに仲違いしていたのは、グループ関係っぽい。まこっちが裏切った?

女子トイレ個室で密着。もこっちはまこっちをレズだと勘違いすることに。

ゆうちゃん、髪をばっさり切った。ボブ? 彼氏と別れたらしい。

ゆうちゃん、彼氏とヤッたのかヤッてないのか?

弟ともこっち。ふたりだけで夜を過ごす。むかしは頼もしい姉だった。

だったが、いまは頼りない(危なっかしい)ので、生意気な妹みたいな感じ。

正月にきーちゃん来た。もこっちは内心で「サイコきーちゃん」と呼称している。

弟が、もこっちの奇矯な言い草にちゃんと返答しているのが笑える。

もこっち以外は、みんなオトナになっていってる。悲しいような……。

うっちーの北海道みやげ。吉田はうっちーのことを「お前なんて知らねーぞ」と言う。

すべてはもこっちに渡すための「理由付け」。素直じゃないうっちー。

もこっちは、うっちーに気をつかって、あまり直接に関わらないようにしているが、それがかえってややこしいことになる。お礼のお手紙を受け取って「きもいきもい」と言って。

いるが、本当はうれしい。ねとられ女とおなじ心理的推移だぞ、それ。

まこっちは、「ガチレズさん」というアダ名に。

席替え。加藤さんの後ろの席。そして、ネモが隣に。加藤さんの左隣りがキバ子。

加藤さんは、わりと積極的にもこっちに話かける。メイク女子。

体育の時間の「ふたり組になってー」も、田村ゆりが3人を申し出てくれたり、吉田が相手になったり。もこっちを取り巻く環境がどんどん改善されていく。

思えば、毎年おなじイベントが発生している。もこっちがどのように過ごすか、すこしずつ変わっていく。当初からのアイデアなのかもしれないが、そうしなければ「喪女」だけでは間がもたないのだろうか。あと残すところは、もこっちを好きなってくれる男性(男子生徒?)の登場だが、どうだろうか。百合路線が確定してしまったので、むずかしいのではないか。百合路線って、答えが出ないからな。あずまんが大王は、ちよちゃんが留学するということで、みんなバラバラになる結末が形づくられた。あれと同じさびしさがあるのかも。うっちーのヤンデレ化とか、もこっちモテ期の魔法がいつ解けるかとか。

マラソン。ネモはもこっちに妙な対抗意識がある。見下す(とういほどではないが)、対等には観ていなかったのに、もこっちのことを知れば知るほど、魅力的に思えてくるから、ちょっとムカついているところがある。自然体のもこっちのことをうらやましいと思っている。どんなに卑屈な人でも、じつはその人が羨望されていることがある。人それぞれに優れたところがある、というか、比べること自体が変だよっていう話かも。

雪の日。自習。図書館にて。加藤さん、もこっちに本をねだる。もこっちは読書家というイメージ(ぼっちで手持ち無沙汰なだけだが)があるので、みんながもこっちに紹介してもらったらしい。加藤さんにネイルしてもらう。三時間目で帰宅となったが、もこっちは「行かなきゃよかった、とも思わないけど」と述懐している。変化しつつある。二年の冬。早いのか。遅いのか。いや、マシなほうでは?

加藤さんともこっちの親密さに、うっちー嫉妬。加藤さんは教室内妹(スール)が欲しいっぽい。母性かも。

第12巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 12巻

もこっち。入学試験のボランティアをイヤイヤやる。

回想。入学試験の時、もこっちとネモ(黒髪)は隣り同士だった。気安く話しかけていた。
もう片方は、こみさんの友達(伊藤)?

入学試験のときに知り合った後輩女子(雫ちゃん。彼氏を見捨てて入学したので、もこっちがクズ認定)

バレンタインデー。ここから「もこっちハーレム」が本格的に始動する?

ちんちんシスターズ。ふたりで手づくりチョコを作る
うっちーからのチョコが下駄箱に。もこっち青ざめる。友チョコっていうらしい。

もこっち。うんこチョコの輪切りをうっちーの下足箱にお返し。うっちー、キモいと言いながら食べる。

卒業式。もこっちは「成長している、していない」を一応気にしている。賢い子だよなあ。

「私を構ってくれた人が一人いなくなるしな……」

遠慮するもこっちを、吉田が無理やりにつれていく。雨の日の話にもつながる。美しすぎる伏線回収。

「もう一回だきしめとこうかな」これも美しすぎる伏線回収。それを思い出して、泣いたのか、花粉症による鼻水なのか。わからなくするところが、絶妙。

うっちー。もこっちが気になって仕方がない。通学電車まで追っかける。強い意思。もこっちに一種のスター性(主人公だから当然だが。メタ表現だな)これは何だろうか?

弟は、姉に友達がいることを知って、すこし安心する。谷川ニコ、泣かせに来てる。

もこっち。クラスメイト女子のなかには「例のあの人」呼ばわりが続いている。ほかの女の子が仲良くしてくれるのは、すこし憐れみ(判官贔屓)もあると思う。優しさだが、それが高校生くらいの人間の情というものだ。

キバ子ともこっちは相性が悪い。
ちょんまげは、普通にいい奴だった。常識的というか。

もこっちスマホのお母さん登録(小学生のときのツーショット写真を画像にしている)
やはり、お母さんっ子であることを、作者は印象づけようとしている。
いつのまにか、打ち上げ焼肉会において、うっちーが隣りに。
おそらく、うっちーの友達は、うっちーの思いに気づき始めている。
真子とキバ子は仲良し。

田村ゆりは、意外とシャイなところがある。修学旅行組は、ひときわ感傷的な結びつきがある。

田村ゆり。進級のクラス替えで離れ離れになることを、ひときわ寂しく思っている。

もこっち父の顔(眼の部分だけ)を初公開。父親似であることがよくわかる。

ゆうちゃんには普通の魚。クラスメイトにはグズグズの魚。谷川ニコが狙っている演出である。

送信先をちぐはぐに間違えたというパターンの可能性は?(これは、もこっちらしいといえばらしい)
意図した送信先であるパターンならば、考察の余地がある。(まあ、嫌われてもいいや的な)

三年生の登校初日。
田村ゆりは、まこっち、もこっちや吉田とおなじクラス(3年5組)になれて嬉しい模様。
(ゆりちゃんのキャラデザって谷川ニコのキャラ原型だよね)もうひとりの主人公なのかも。

こみさんも同じクラスになる。加藤さんも。ネモ、伊藤(コミ友)さんも。

キバ子(キョロ充)も同じクラスに。まこっち以外に仲良しがいない。もこっちを目の敵にしている。

ネモと伊藤は、もこっちと入学試験のときに「うぇーい」をやっている。

ネモは、仲良くなるからには「深いつながり」を求めるタイプ。孤独なもこっちに期待していたが、もこっちがモテ期に突入したので、ちょっとイラついている。ヤンデレである。

うっちーは三年四組。もこっちと一緒になれなくて泣いてしまう。うっちーもどき(騎馬戦で上になった土偶みたいなやつ)は、三年五組になる。

絵が描ける安藤(成長している)も同じクラス。大集合の様相。「充実させるぞ」「イベント盛りだくさんだぞ」という谷川ニコの意気込みがあからさまな意気込みを感じる。描くほうは大変である。
担任はオギー(女体育教師)である。

ネモ、もこっちに「おもしろ自己紹介」を無茶ぶり。「他の子と仲良くしてっ」という腹いせも含んでいる。関係性が変わっているのがおもしろい。

黒木さん、三年の自己紹介でもスベる。三連覇おめでとうございます。それがネモの心を揺り動かした。「声優目指してます」宣言をする。分析の必要がある。

3年生になると、もこっちの他の女子たちが頻繁に登場するので、どうしても生じてしまうスクールカーストや力学関係を描かざるを得ない。2年まではそのような「学校のイヤな部分」を描かずに済んでいたが、谷川ニコのチャレンジのはじまりである。

弱者から強者へ。選ばれる(選ばれない)側から、選ばなければならない側へ。もこっちが試されている。

第13巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 13巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

智貴(もこっち弟)がもこっちの教室に弁当を取りに来る。すこしまえの智貴ならば姉の教室になど足を運ばなかっただろう。昼飯抜きですごしたはず。成長である。

その過程で、吉田と再会する。吉田、なぜか智貴がお気に入りである。吉田と男子生徒のからみが滅多にないので、智貴以外の男子に対してもおなじような接し方をするのかは不明である。後輩(年下)の男子であるからお姉さんぶっているだけかもしれないが。弟がいるのかも。

ポテンシャルさん。教室内でマットを敷いて開脚の柔軟体操。

智貴。もこっちのロッカー(正確には扉なしの棚)をあさっているときに田村ゆりにみつかる。それをみたこみさんが反応。智貴に話しかけられて生理がはじまる。伊東どんびき。

キバ子が放課後ショッピングに誘うが加藤は乗り気ではない。あーちゃんのフォローによって加藤はつきあうことにする。キバ子と加藤明日香の冷めきった関係性が垣間見える一コマ。

ネモ、放課後アニメみるから早く帰ると公言している。カミングアウトによって気が楽になったのだろう。

ゆうちゃんとこみさんともこっち。3人でカフェ。相変わらずゆうちゃんはこみさんのことを虫ケラだと思っているようだ。もこっちに影響されているだけでゆうちゃんの性格が悪いわけではない。

ゆりと真子が登場。強引にティータイムに参加する。修学旅行のはなしを押し通すゆりに対して「南さんみたいだった」と言われ、肩ドンする。ゆりの暴力シーンは初出?(あとで調べる)過去になにがあったっていうのか。

ゆうちゃんのほうからLINE交換をもちかける。

デズニー遠足回。キバ子が孤立する。加藤はこのときはもこっちにあまりこだわらないので別行動。ネモはもこっち班に。吉田は仲間たちのところへ行くがあとで合流する。うっちーも強引に合流。

このときのゆりの表情描写。まだギリギリで修学旅行時代寄りである。ただしこのときからヤンデレ度がどんどん高まっていく。第二形態のきっかけかもしれない。

うっちー。ジェットコースターで大興奮。もこっちの髪のにおいをかいで。やっぱりもこっちは臭くないんだ。良かった。でもどんな匂いがするんだろうか。もこっち。

ネモと吉田のからみは珍しい。

このとき「ネモ」という呼称が本人公認となる。ネモと呼ぶようになったら、もこっちの言葉遣いが乱暴というか地というか気安くなった。ゆりやゆうちゃんでさえちょっとは気を遣っているのに、ネモに対しては智貴と同等くらいの言葉づかいである。

クロとネモ。ネモは入学試験のときからいわくがあるので、いわば「幼馴染キャラ」である。百合や性愛というよりも「親友」的なつきあいを求めているように感じるが。心でつながっている、的な。ゆりがネモに嫉妬して、うっちーをつねる。のちに、通学電車に乗り合いする2人だが、高校を卒業しても、もこっちと縁遠くなっても、つきあいが続きそうな気がする。

吉田、コワリィッチ会場ではしゃぎまくる。かわいいところがある。もこっち、高いぼっち経験値&陰キャ能力によって、ゆりをリードして、コワリィッチ地獄を乗り切った。頼りになる喪女である。

うっちー、もこっちと念願の2ショット写真。うっちー問題はほんとうによくわからない。倒錯した性愛寄りである。友達になりたいというのも違うし、だからといって恋人っていうものビミョーなズレがある。恋に恋している、という印象だが……うっちー自体は精神年齢や知能が高いというかおのれを客観視できる女だと思うので、はたして真意は。

キバ子、もこっちの悪口を言って、ついにあーちゃんまでキレさせてしまう。あーちゃんは仲間はずれとかシカトが嫌いな正義と公平を愛する女子だが、仏の顔も三度まで。

加藤、ついにもこっち班と合流。

真子。完全孤立状態のキバ子と一緒に行動する。ゆり「行けば」は、真子のやさしさを理解する者にしか告げることができない思いやりである。

加藤と吉田。長身コンビは相性良し。加藤が吉田のかわいいリュックをほめる。コミュ力が半端ない。

吉田とあーちゃんのくだらない口喧嘩。笑いどころである。長身3人組。エロいな。

もこっちとあーちゃん。行列で会話をはじめる。そして「ひなー」に至る。以前からすこしずつもこっちに興味をもっていたからこその流れである。伏線がきいている。

ネモとあーちゃんが仲直りする。

加藤、キバ子にLINEメッセージを送る。「茜も反省しているからまた一緒にまわろ」という内容。まるで自分は悪くないと言わんばかりである。たしかに直接手を下してはいない。加藤ママはちょっとこういうところがある。けっして深入りせずに、他人をコントロールしようとする、というか。のちに、もこっちと親密になろうとするが、決して深く踏み込まないというか。

もこっちとゆり。コースターアトラクションでふたりきりのデート。もこっちにとっては過去に乗らないことを選んだアトラクションだが、過去の悔いを「回収」している。

この「心残りだった選択肢(ルート)の回収」は、わたもてを理解するためのキーワードのひとつであるである。

牛さんキーホルダー。加藤はこれをもこっちからもらったことによって、もこっちに対する親密度が大幅に上がった。女同士のプレゼント文化についての理解が必要かも。おれにはわからん。

ネモとゆりの直接対決。ネモはちょっと薄気味悪いというか怖いところがある。タイプは異なるが双方ともヤンデレである。

うっちー。もこっちの隣に立って花火を眺める。うっとりしている。まるで「許されざる恋を遂行していることへの誇らしさ」を感じさせる表情である。スリルに酔いしれているのかもしれない。

うっちー、もこっちにキーホルダーをもらうが……加藤ママが3つももらっていることを知ってショックを受ける。もこっちは浮気男である。心がかきみだされる。

もこっち、加藤のふとももにヨダレ。

平沢雫。もこっちの友達たちとからむ。ゆりやネモやうっちーたちからは泥棒猫の扱いをうける。理不尽である。

原作。自転車のよそ見運転で指を骨折。

第14巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 14巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

あーちゃん「もこっちに学食でおごる」と提案する。ネモと3人で行くつもりのところ、こみさんと伊藤さんも合流。

260円のきつねうどんにする。ちなみに、かけうどんは200円。日替わり定食は400円だが、もこっちには多すぎるのかも。もこっちの金銭感覚。なぜ麺類にしたかという理由も考えると楽しいかも。

いつのまにか、ゆりちゃんと真子と吉田も学食にいる。ネモともこっちの会話に割り込んでくる。

ゆりちゃん「黒木さんの弟にさわったことがある」→こみさんガチギレ。もこっちの「ピッ」によって、こみさんが正気を取り戻す。吉田、智貴と再開。「小僧」呼ばわりするが、智貴から「やめてもらっていいすか」と言われる。「じゃあ名前教えろよ」と肩組みながら吉田が言っているところをこみさんに見つかってしまい、ふたたびガチギレ。それにしても、吉田の男女間における距離感とは。シモネタが苦手なクセにベタベタと。おれの茉咲に。

キバ子も食堂に。揉め事を眺めながら「みんなケンカすればいいんだ」と笑顔。この子は。

こみさんのピンチに、伊藤は「見」。吉田に怒鳴りつけられていながらも、こみさんは冷静。大物である。

こみさんとのやりとりで、もこっち弟が「智貴」という名前であることを知った吉田は、自分も「茉咲」という名前であることを告げる。「呼び捨てでもかまわない」とまで。どういうことだ。まだ智貴がもこっちの弟であることを知らない。このあと意図的にそれを知らされないのだが、作者による伏線と思われる。

智貴、どさくさにまぎれて吉田の左乳をわしずかみにしてしまう。ラッキースケベである。吉田、顔を赤らめて智貴に「何さわって……」というが、まんざらでもなさそうである(←セクハラ思想)。

ラッキースケベを目撃したこみさん大激怒。暴れる。しかし吉田から腹パンの反撃を受ける。もこっち、智貴にくだらないことを自慢する。

教室に戻ったもこっち。加藤さんから翌日の昼食に誘われる。

翌日。中庭でメンバー大集合。うっちーから吉田まで。雫ちゃんはたじたじ。もこっちの隣にいるのはネモと加藤さん。ゆりちゃんはすこし離れたところにガチレズさんと一緒に。

もこっち。ペルソナみたいなおしゃれ服装にあこがれる。ネモのフード付きパーカーを借りたり。加藤さんにメイクしてもらったり。珍しい回のような気がする。それにしても加藤さんの他人メーキャップセンスの無さはいったいどういうことだ。もこっちのことをお人形さんだと見なしているのかもしれない。怖いんだが。

ネモ、もこっちに「オタ臭いしゃべりかた」と指摘される。ネモ、思ってもみなかったことを指摘されたせいか、あまり見かけない表情を浮かべる。ただし、前の席にいるゆりちゃん、あだ名談義に冷淡な視線を向けている。ゆりちゃんは「下の名前で呼ばれたい」派だから、あまり嫉妬してないかも。

もこっち、ネモのパーカーを着て「なんか生温かくていい匂いする」と興奮気味である。やはりレズではないのか。うっちーがほだされたのは当然の帰結なのかも。もこっちは責任を取るべきかも。

加藤さんのメイクに爆笑しそうになるネモ。腹筋ギュッ。目が大きすぎるゆえに変な顔になってしまう。すれちがったキバ子は爆笑。そのキバ子に冷徹な視線をむける加藤ママ。

もこっち、涙腺崩壊マンガをゆうちゃんに貸す。ゆうちゃん泣いちゃったらしい。こみさんには貸さない(ひどいと思う)。そのマンガを真子に貸す(泣く)。吉田が又借りする(泣く)。ゆりちゃん(泣かない)。キバ子(泣かない)。ゆりちゃんは泣けなかったことにショックを受ける。「理解する難しさ、理解される難しさ」について悲観する。しかし、もこっちがゆりちゃんの性格を鑑みてべつのマンガを貸してくれる。他人を思いやれるようになったもこっち。成長である。

もこっち、こみさんのことを「コオロギ」と内心呼んでいる。ひどい。

学年集会らしき体育館にて、加藤さんから放課後ティータイムに誘われる。もこっちはゆりちゃんに相談する。真子(南さんにつきあう)と吉田(用事がある)はいけないので2人で参加することに。

カフェにて。ネモ「ライスでいいんじゃない?」はナイスギャグ。加藤さんといちゃいちゃするもこっちにゆりは内心キレている。「手出そう…!」と。あーちゃんとゆりちゃんのささやかな会話。和解する。

加藤さんからパンケーキを分けてもらうもこっち。ゆりちゃんは表情にこそ出さないが……。

志望校のはなしをふられて……もこっちが青山「学園」大学だとギャグっぽく言うと一同爆笑(あーちゃんはわからない)。加藤さんだけ笑わない。加藤さんに青学見学に誘われたとき、ついにゆりちゃん黙っていられず、もこっちを連れションに誘う。

もこっち。ゆりちゃんとの会話を覚えていないが、「おなじ大学に行く」とまでは言ってない。

「加藤さんと出かけるときの服を選ぶ」について、ゆりちゃんに拒否される。目が怖い。服選びについて、ネモにも断られる。

とにかく連休中はそれぞれ3人の友人と大学見学へ行くことになった。

ネモにはぶっきらぼう。ゆりちゃんにはすこし遠慮がある。ゆうちゃんは、ネモとゆりちゃんを足して2で割ったような接し方。この違いを描き分けているのは偶然が意図的か?

千葉西大学の見学。ゆりちゃんの私服。修学旅行ぶり。ロングスカート。胸大きいのでは。

ゆりちゃん、教育学部ならワンチャンあるかもと考えている。

吉田の進路について言及。ほんと謎の女である。のちのエピソードで成績は中くらいだということがわかっている。反省文もすらすら書ける知能はある。

ゆりちゃん、加藤さん服選びにつきあってくれることに。もこっち「大学生っぽいモテる服」を希望する。ゆりちゃんに「……モテたいの?」と聞かれる。この本の根幹テーマがひさしぶりに出た。ただし、加藤さんと一緒に歩いても恥ずかしくないっていう意味の「モテ服」を指定したものと思われる。百合ハーレム状態のいまのもこっちには「異性モテ」は意識にない可能性すらある。

帰りの電車内。高校生活が終わるのが惜しく感じる。心境の変化をあらためて描いている。

「ゆ…ゆりちゃ…」はこの日。ゆりちゃん驚いた表情。後日のゆりちゃんとは異なり、もこっちの「ゆりちゃん呼び」は自然にでた感じ。事前に名前呼びしようと思っていたわけではないと思われる。

つぎの日。ネモと森永大学の見学。あーちゃんのことを「凸(でこ)」と内心で呼んでいる。

もこっち。ラノベ作家や小説家になりたいと内心考えているようだ。真剣なものではないけれど。あいかわらず浅い考えによるもの。しかしながら、このあと既定路線のような描き方をされているので、案外……。

ネモがもこっちの将来にからめて自分の声優への夢を語る。それを傍目でみているあーちゃんが嬉しそうな表情を浮かべている。友情である。

あーちゃんの希望で「秋葉原」へ。同人誌ショップ。アダルトグッズショップ。電動バイブがモザイク付きながら描かれる。ガンガン的にはギリギリではないのか。あーちゃん「ひなぁ……」ってなった。エロゲ屋にいってプロモーションビデオをみる。「お尻にしゅごいのくりゅうゥウウ」にワロタ。

つぎの日。加藤さんと青学に。待ち合わせ約束の20分前に到着。加藤ママはすこしあとに到着。

もこっちはたびたび加藤さんに対しては敬語である。

うっちー一味も来ていた。はじめ、うっちーは経営学部に興味があったらしい。うっちーも謎が多い女である。うっちー、加藤さんやもこっちと同じ学部めぐりに心変わりする。

もこっち、主体性のなさを加藤さんにやんわり咎められる。もこっち、ミステリー小説入門をえらぶ。やはり。

もこっち、見学するなかで「ゆり」と呼び捨てにしている。親密度は相当なものである。やはり特別なのか。

ペットボトルの間接キスについて「絵文字なら気にしない」と述懐しているが、いったいどういう感情からなのだろう。もこっちの清潔感がわからない。無味無臭なのか。ゆりちゃんのペットボトルをためらわずに受け取って飲めるのか。考察を要する。

ついに加藤さんブチギレ。静かに。それに対してもこっち「私実はド変態なんだ」と告白。(世間一般的にみて、たいした変態でもないが。通常の性欲の持ち主である)。ちんちん画像をみていたとか、セクハラとか。しかし加藤さんはひるまない。これは加藤さんがも似たようなことを考えているからかもしれない。もこっちの性欲や変態度はごく一般的な女子のものと大差ない、ということだ。

帰りの電車内にて。うっちーはもこっちの匂いが大好きみたいだ。スースーハーハーしている。たぶん帰ったら自慰をしている。うっちーを歪めてしまった責任をもこっちは果たすべきだ。

さらに連休中の別の日。きーちゃんが遊びに来た。けものフレンズのDVD(ブルーレイ?)を持参する。しかし、もこっちはけものフレンズ未視聴であり、智貴といっしょにフリースタイルダンジョンを視聴していたのだった。

きーちゃん目線で「前に会った冬休みから落ち着いたというか大人っぽくなったような……」らしい。そしてネズミーランドのリア充写真をみつける。友達の存在など、表情には出さず、ひたすら冷静に分析してみせるきーちゃん。

サイコきーちゃん。サイコ化。もこっちには責任と自覚があるらしい。

きーちゃんをつれて学校へ。こみなんとかさん、きーちゃんにすら嫉妬心を隠さず。

吉田グループに出会う。バイク謹慎の出待ち。のちの伏線である。もこっち顔の犬(首輪をしている)。吉田にクンニまがい。

そこへきーちゃん登場。雫ちゃんも。きーちゃんが犬にぐりぐりしていた吉田に食って掛かる。もこっちに顔が似ているせいでもあるだろう。もこっち、仲裁しようとおもって「吉田クンニ」をきーちゃんに言って聞かせるが、なぐられる。そのもこっちをみて、杏奈がもこっちに興味をもつ。

まさに「もこっちマジック」を間近でみせらたきーちゃんは、もこっちに敬意をいだく。

きーちゃんと駄菓子屋へ。アイカツのはなし。おごり金額が2倍~3倍程度にアップ。

きーちゃんの口から「お姉ちゃんに嫌がられても」という自覚を吐露する。元はもこっちのせいなのに。きーちゃんカワイソス。不憫である。

きーちゃん「もこっちと同じ大学に通う」宣言。伏線か。

元生徒会長の今江恵。青学に通っていることが判明。完全に伏線です。本当にありがとうございました。

あとがき。谷川ニコ。原作も作画も実家暮らし。

第15巻


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 15巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

もこっち宅でお勉強会。ゆうちゃんとこみさん。ゆうちゃんはケーキの手土産を持ってきた。こみさんは手ぶら。もこっち、いつものとおり辛辣なコメント。ただし、こみさんの内心を察するに、なにか持っていったら智貴目当てだと怒られるので、結局は手ぶらで来た、という見方もできなくはない。

こみさんの体験談。伊藤とパソコンのモニタ越しで勉強会。へんな鼻歌や独り言が聞こえてくる。変人である。そして、それを聞いてからのゆうちゃんのコメントもまた辛辣。見下しているというよりも、もこっち情報を真に受けているためと思われる。

ゆうちゃん。もこっち部屋のカレンダーをみる。「加藤さん」「ネモ」という文字に自分の知らない友人の影を察する。もこっちがお茶とケーキを取りに行っているあいだ、ゆうちゃんがこみさんに「自分が知らないもこっちの友達(クラスメイト)」について尋ねる。ゆうちゃんの心境やいかに。

智貴が帰宅。こみさん「はぁはぁ」。紅潮。もこっちが即解散を決定。

帰り道につきあう。もこっち、公園の野良猫を紹介する。吉田とクンニエピソードを話す。

ゆうちゃん、もこっちに触発されたのか、こみさんの友達(伊藤)と勉強会がしたいと言い出す。

通学するゆりちゃんとうっちーが駅改札で出会う。あいさつをかわす。お互い、もこっちのことを憎からず思っていることを察しているのか、いないのか。そこへもこっち登場。うっちー「空がきれいだね」。恋なのか何なのか。

ゆりちゃん、もこっちのことを名前呼びしようとするが、うまくタイミングをつかめない「と、とも……」。考えてみれば、もこっちのことを「智子」と呼ぶのは、お母さん、お父さん、そしてゆりちゃんだけである。

教室にて。ネモ。勢いで買ってしまった対魔忍らしきエロゲをGW中にプレイしていたらしい。しかし、じつはもこっちはあのエロゲをやったことがないと白状する。ネモの表情は怖くなった。

席替え。加藤ママ、驚異の強運。もこっちの隣に。ゆりちゃんはずいぶん離れてしまう。しかもネモの隣&キバ子の真後ろという。

もこっち、和田くんの真後ろになる。和田くんから話しかけられてキョドるが、いちおう受け答えができている。成長である。

キバ子、真子に席替え運の悪さを訴える。周囲の席の連中を「陰キャ」呼ばわりする。大声で。

うっちー、和田くんともこっちの会話に強引に割り込んでくる。もはや隣のクラスであることは関係なくなってきた。なりふり構わず。

お昼ごはんタイム。もこっち、ゆり、真子の3人に、ネモ、加藤、あーちゃんが参加を表明。ゆりちゃん、ミスドである。加藤ママ、サラダチキンっぽいものを。

このとき、ついにゆりちゃんが「智子」と呼ぶ。ライバルたちを目の前に絶好の機会と踏んだのか。しかし、もこっちは「ゆ、ゆり」と小声で言いかけたものの、「田村さん」と返答してしまう。ゆりちゃん、ショックを受けた表情を隠さず。すねてしまう。

放課後。ゆりちゃんはひとりで帰っていく。その背中をみて、ネモがもこっちに「追いかけたほうがいいんじゃない?」とアドバイス。もこっち、助言どおりに追いかける。「友達を失うかも」という悲壮感はない。もこっちにとって、ゆりはずっと一緒にいる友達という位置づけなのだろう。

追いついたもこっちは、自分から「ゆりちゃん」と呼びかける。ここに決意のようなものはない。自然とにじみでる親しみから呼び方が変わったにすぎないというニュアンス。というか、そもそもゆりちゃんがなぜ怒っているかもこっちは気づいていない。ふだんは悪意のかたまりだが、妙なところで無邪気である。

もこっち、ゆりちゃんの鉄槌をくらう。たぶん初めて。

ネモ特別編。ブックウォーカーの読者投票にてゆりちゃんを抑えてまさかの大逆転を果たしたことによる。当時は不評だったが、いまから思えば、このエピソードは良いものである。

中庭で手枕して居眠りする吉田のまねをして、ネモも地面に寝転んで目をつぶる。中学時代のイヤな出来事を思い出す。クラスメイトの腐女子たちとわかりあえなかったこと。清田っぽいやつに告白されたこと。恋愛アニメをはじめ、恋愛に興味がないらしい。自立した女子だからなネモは。花澤香菜的な。

高1の初日。もこっちと同じクラスに(しかも席が隣。これは五十音順かもしれない)。入試ぶりの再会だが、もこっちはネモのことを覚えておらず。髪の色も変えているし。

もこっちとあーちゃんが登場。もこっち、ネモのパンツを凝視。もこっちって何なんだろう。

もこっち、ネモのあそこの話をしてしまう。ネモが憮然としているのを「怒ったかも。嫌われる」と感じたのか、妙なフォローをする。ネモの平手がもこっちの右目にヒット。ちょっとだけ腫れる。

もこっち、通学の満員電車内にて、うっちーの友達と密着してしまう。それを通過駅にて目撃してしまううっちーであった。

加藤さん。もこっちの腫れた目が気になる。ネモをなかば問い詰めるがハッキリせず。もこっちに直接訊いてようやく理解。光属性のスケバンである。クリスチャンの大学入学を目指しているせいか公正や博愛精神が強いのかもしれない。家庭のしつけもあるだろう。

加藤「……そう。女性器(ヴァギナ)を……」。

智貴、学校の廊下で伊藤と出くわす。まともそうだと思っていたが、こみさんの詳細なデータを喋りだすと止まらず、やっぱり「ヤベー奴」の友達はヤベー奴であることを再確認する。

その様子をみかけた沙弥加。速攻で朱里のクラスへ。大声で智貴とのことやら何やらを。ちんちん連呼。朱里、ブチギレて鬼の形相に。

キバ子。昼飯時間に孤立。メシマズの三家さんとその彼氏と一緒に。キバ子はメロンパン。やがてキンピラを食べさせられてトイレで吐きそうになった。

一方、もこっちたちの昼メンバーは。ゆり、真子、吉田。中庭でレジャーシートを敷いて。真子の手作りサンドウィッチ。吉田にほめてもらって真子うれしそう。ゆり無言でもぐもぐ。もこっち、ゆりの傍若無人さに圧倒される。

ネモ、ゆりちゃんの暴力について問う。ゆりちゃんは説明するのが面倒(名前呼びが経緯なので余計に言いたくない)なので黙秘する。ネモ、妙な誤解をする。毛の処理関連。

ゆりともこっち。帰り道。もこっち漫画アプリに夢中。もこっち、ゆりちゃんにちょいエロ漫画をおすすめする。

翌日、ちょいエロ漫画についてゆりをからかったところ、もこっち「ドンッ」される。それを背後から目撃してしまうネモであった。加藤さん、もこっちを放課後の自習室へさそう。通り雨のせい。このときから、加藤さんはひそかにもこっちの学力をあげようとしていたのかも。

廊下で智貴とすれちがう。智貴の友人が「さっきのスゲー美人じゃなかった」と聞く。智貴は姉のことを指したのかと思ってしまうところが可愛い。お姉ちゃんの子である。そして加藤はあの世界では美人としてとらえられる容姿であることを再確認できた。そして、加藤はもこっちに弟がいることを初めて知る。

ゆり、青学を受験することを皆のまえで宣言。

加藤さんに膝枕してもらうもこっち。なんだこれは。

さらに、雨のなかを相合い傘する加藤ともこっち。

もこっち、加藤さんに返答するとき、はじめに「あっ」ってつけるのコミュ障っぽくて良い。芸がこまかい。

中間テスト一日目の放課後(たぶん正午すぎ)。みんなとは一緒に帰らず、単独行動をえらぶ。新刊書店でラノベを買って、ハンバーガー店(ワクドナルド)でチーズバーガーセットを頼んで、ひさしぶりの「ぼっち」を満喫する。おなじ学校の生徒はいないと思っていたが、以前おなじクラスになった女子(誰だっけ?)がいた。目が合うものの、相手がすぐ目をそらした。もこっちを認識してそうしたのか、単に気づかなかったのか、それとも気をつかってお互い知らないふりをしたのかもしれない。もこっち、あいかわらず親しくない人物の内心はややネガティブにおしはかる傾向がある。そういうとこだぞ。

ワクドのあとはゲーセンへ。ポテンシャルさん(二木四季)が音ゲーを楽しんでいた(格ゲーでは16連勝)。吉田はパチンコ(パチスロ)を楽しんでいた。杏奈と麗美はレーシングゲーム。

吉田チームと休憩コーナーで合流。杏奈が二木に声をかける。ちなみにポテンシャルさんの下の名前が判明したのはこのエピソードが初めてのはず。

もこっち。ヤンキー軍団よりも成績が劣るおそれ。吉田より頭が悪いかもしれない。

ポテンシャルさんの将来の夢は「プロゲーマー」。eスポーツに限らないらしい。

みんなでゲームの麻雀することに。杏奈が優勝。老け顔ヤンキーだな。谷川ニコ(原作)の悪意の名残りみたいなものだる。杏奈はいまではけっこう人気あるキャラに育ってしまった。

もこっちとみんなの別れ際、吉田が「遊び相手がいなかったら言えよ」と言ってくれる。2年の修学旅行時に担任から言われた「もこっちはみんなと仲良くなりたかったから班長を名乗り出た云々」というのを、いまだに律儀に覚えている吉田という女。惚れる。

もこっち、吉田のやさしさにほだされる。ぼっちスキルを失いそうになっていることを自覚。
本エピソードは、もこっちがみずらから望んで「ぼっちの味」を堪能しようとしたものであるが、「友達がいる生活の味」のうまさを知ってしまった今、「ぼっちの味」に満足できなくなっている現状に困惑しているもこっちであった。

ネモ、もこっちのスカートの長さについて問題提起する。まさに盲点である。陰キャのゆりちゃんですら膝上のミニスカートスタイル(アンダーパンツ着用)である。真子っちも穿いているらしい

加藤さんとあーちゃんも合流。加藤プロデュースによる「ミニスカートもこっち」が誕生。加藤ママに対しては感度3000倍になる逆らえないもこっちであった。

翌日、ミニスカートスタイルで登校するもこっち。階段をあがるとき、つい両手でミニスカートの裾を抑えてしまった。自身にメスを感じたらしい。

もこっち、背後から忍び寄ったネモによってスカートめくりされる。うぎゃぁぁとかいう叫び声をあげる。

もこっち、雫ちゃんとのランチタイムの約束をまもる。中庭にて。雫ちゃん、女と会うのにメイクを直す。

もこっち、相変わらず「もちゃ、もちゃ」と食べる。これはクチャラーなのか。もちゃもちゃという咀嚼音のは、入れ歯をはずした老人を連想するのだが。

もこっち、雫ちゃんのモテ話をきいて、クリームコロッケをはしでギュゥゥゥってする。ムカついているのを通り越した感情である。
きーちゃんのこと「キー助」って呼称している。かわいい。

もこっち、自分が1~2年のときは「ぼっち」だったことを、さりげなく告白する。知られたくない弱みのはずだが、もはや「劣等感」ではないのかもしれない。友人たちのおかげだろうか。

もこっち、雫ちゃんの卓球トレーニングにつきあうことに。このエピソードはもこっちらしくないというか、個人的にはぱっとしないエピソードだったが、まあこのあとの「球技大会」エピソードの一部として考えれば、それなりに楽しめる。

雫ちゃんという後輩に世話を焼いているのは、今江恵先輩の影響が大きいのだろう。一緒にすごした時間はきわめて短いが、あの先輩がもこっちに与えた影響はとても大きい。こうやって考えると、谷川ニコは、過去エピソードを後付けで伏線化するのがうまいのかも。いわば「こじつけ」だが、読者が楽しめる「こじつけ」をほどすことができるのは、すぐれた作家の条件である。

もこっち、敗退した雫ちゃんを背中から抱きしめてみる。今江恵のマネだが、ちょっとスベってるな。このあたりはコミュ障の限界である。

ソフトボール。こみさんがガチで勝ちにいってる。こういうところ好きだなあ。こみさん、おそらく少なくとも二十代の前半は智貴以外の男には興味ないだろうから、大学進学して、なにかを極めて、バリキャリになりそう。知能も並以上だろう。

クラス応援において。もこっちが自分のことを「ブス」と言っている。

加藤さん。もこっちから「花かんむり」を贈呈されて、喜んでいるが、これは思いやりだろう。そんなに無邪気ではないと思う。おれ個人的には、加藤さんは「政治」の人である。しかしながら、なぜかもこっちだけには無邪気さを発揮するのかも。わからない。

智貴のエピソード。ちんちん騒動から逃れるようにして、校内のぼっちスポット(もこっち愛用)に避難する。姉の偉大さを知る弟なのであった。

あーちゃん、ネモのびらびらの色について誤解して、表情が「ひなー」になる。もこっち発のシモネタによる。

第16巻

2019年11月12日発売予定

未刊行

総論

こみなんとかメガネさんとの再会によって、そっち方面からの救済がされていくと思いきや、ネモとの腐れ縁や百合展開?によって、それ以上の救済を作者はもこっちに与えてく
れた。

第1巻から回収をはじめている。当初予定されていたかどうかは、わからないが。原作者も「野球部を憎んでいる」らしいので、青春時代への復讐とやり直しの意味もあるのかも
しれない。もこっちの青春に祝福、祝祭、福音が与えられることを、いち読者としての望む。

おれも似たようなものなので、カタルシスを感じる。自分が肯定されたような認められたような気がする(たとえフィクション(疑似体験)によるカタルシスだとしても。もこっ
ち、良かったね。


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

タイトルとURLをコピーしました