ミスド社内には「おかわり率」という内部指標があるらしい。調べてみた

2017年12月28日

皆さんご承知のとおり、ミスタードーナツではブレンドコーヒーとホットカフェオレが何杯でも無料でおかわりできる。(2016年3月からは、ウバ茶100%のロイヤルミルクティもおかわり自由になった)

おれの最高記録は「3杯」だ。それ以上は腹が痛くなる。ポンポンペインの臨界点である。ホットカフェオレをよく注文する。うまい。

ミスドでは、店員が客席までやってきて「おかわりいかがですか?」と巡回してくれる。はじめのうちは感激するが、店舗によっては5分に1回のペースで訊かれることがあり、ありがた迷惑だとすら思うことがある。(ありがたい80%・迷惑20%くらいの割合)

ときどき狂信的だと感じることがある。ノルマ達成をせまられているかのように巡回してくる必死な店員もたまに見かける。あれは何だ? 気になったのでググッてみた。

やっぱり「おかわり率」は実在した!

いろいろ見つけた。はじめに紹介するのは、ミスタードーナツのフランチャイズ店の公式サイトである。

株式会社松屋。同社ウェブサイトの会社概要によれば「ミスタードーナツ事業(東北エリア30店舗)」とある。

リクルート(求人)ページにアクセスすると、正社員紹介というコンテンツを読むことができる。「店舗運営を経験し、学んだこと。」という質問事項に対して、男性社員がつぎのように回答している。

中規模店舗になると従業員との連携がより重要になります。
ミーティングなどを通じて定期的に話し合います。
コットンスノーキャンディーが一度に沢山オーダーされたらどう対応するのか?
コーヒーのおかわり率が低下している、何が原因なのか?

ミスタードーナツ事業 社員紹介から引用

「おかわり率」登場である。単なるウワサではなかったようだ。もしかするとフランチャイズ店の独自指標かもしれないが、いちおう公式情報と見なして良いだろう。

ググっているうちに、ほかにも見つけた。
2ちゃんねるの「ミスドバイト」スレだ。

890 :FROM名無しさan:2015/12/04(金) 00:43:25.90
なんかインセンティブしてなかったっけ?
おかわり率で。
いつかは忘れたが支部内で順位のついたプリントが貼り出してあったことがある

【ミスド】ミスタードーナツ Part60【バイト】から引用

ヤフー知恵袋にも、店員経験者のものとおぼしき回答を見つけた。

ミスドでは、おかわりサービスをしたらレジに登録します。
登録することにより、おかわり率がでてきます。たとえば、一時間に1杯のコーヒーが売れて、その1杯に対して一回おかわりに行き、
おかわり登録をすればおかわり率100%というわけです。
それだけ、サービスができているという判断の一部材料となります。

ミスタードーナツやマクドナルドのコーヒーおかわりのサービス。これって店舗へ – Yahoo!知恵袋から引用

なるほど。この回答者は、おれの疑問をズバっと解決した。

おかわり率の目的は?

じつは、ミスタードーナツ(ダスキン社)の公式ニュースリリースにも「おかわり率」という文言があった。秘密の指標ということではないらしい。

カフェオレ「店内おかわり率」※は86.9%でカフェオレを注文されたお客様の約9割近くがおかわりをされており、人気の根強さがうかがえます。

※カフェオレを購入されたお客様がおかわりをする確率。
参考例:10人のお客様中、8人の方が1杯ずつおかわりをされると、おかわり率は80%となります。

ミスタードーナツより新発売のカフェオレが好評 | 株式会社ダスキンから引用

正式名称は「店内おかわり率」のようだ。

(1)顧客満足度を測るため
(2)サービス実施率を測るため
(3)コーヒーの廃棄率を測るため

おかわり率には2つの意味があるのではないか。たぶん。特に「(3)コーヒーの廃棄率」は、店舗ごとの利益率にも関わるのだから計測したほうがいいに決まっている。飲食店経営の経験者やミスド内部の人なら、もっと詳しく説明することができるにちがいない。

おかわり巡回について。補足

misdo_maple
新発売のメイプルエンゼルフレンチ

店員が巡回しないミスドが実在する。アピタやイオンなどの大型ショッピングセンター内のフードコートに入居しているミスドだ。

これまた店舗によって異なるが、フードコート型のミスドは、食器を紙カップに統一している。トレイを受け取ってテーブルで食っていく客にも、持ち帰り用のフタ付きペーパーカップを渡している。この場合、おかわりは自己申告制となる。客みずからがカウンターに足を運ぶ。

おれの経験では、おかわり巡回しない店舗で「おかわり」すると、ほとんど「淹れたて」を飲むことができる。「2~3分ほどお待ち下さい。お持ちいたします」という言とともに自立式の番号札を渡される。ショッピングセンターの買い物客はテイクアウト目的が多いから、ホットドリンクの作りおき量が少ないのでは、と推測する。

ちなみに、ペーパーカップ式のミスド店舗はドリンクの価格が50円ほど安い。ブレンドコーヒーは200円。ホットカフェオレやロイヤルミルクティーは250円で飲み放題である。店員さんに訊いてみたところ「マグカップではないからそのぶんを安くしている」らしい。

お楽しみの朝セットの価格も異なる。マグカップ店舗は350円なのに、ペーパーカップ店舗は330円である。ミスドのコーヒーやカフェオレが好きで、すこしでもお得に楽しみたいという人は、ペーパーカップ店を探してみてはいかがだろうか。

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