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KDP作品の極私的ランキング(つんどく速報2013年05月に担当したもの)

2013年5月は、16作品をレビューした。

2013年05月 : つんどく速報(電子書籍の感想・レビュー) – 電子書籍の個人出版を応援するレビューサイト

三段階評価の意味

……実力と才能を感じた
……水準に達していた
……着想は良かった

「作品(Contents)」を相対評価したものだ。「著者(Author)」を絶対評価したものではない。おなじ作者であっても成果物の品質や完成度にはゆらぎがある。

第1位


アフリカよ 1968-69 [電子書籍新版]
賀曽利隆(著)
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第2位


お前たちの中に鬼がいる
梅原涼(著)
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第3位


我が名は魔性
清田いちる(著)
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2013年05月の総評

第1位の賀曽利隆は、浪人生だった1968年に一念発起してバイク1台でアフリカ大陸に乗りこんでいった。3億円事件があった年だ。そのときの体験手記を1973年に出版して、絶版になっていたものをKDPを利用して復刊した。当時20歳だった著者は、とにかくタフでパワフルである。

第2位の梅原涼は、KDP版を2012年12月にKindleストアで販売をはじめた。その後、藤井太洋に続いてセルフパブリッシング作家→商業小説家デビューの道をたどった。2013年11月に主婦の友社から『お前たちの中に鬼がいる』紙版を発売するにあたって、KDP版はKindleストアから削除している。2016年4月現在、新作の発表はない。実力と才能はたしかなので、梅原涼の新しい小説が読みたいものである。おれは1ヶ月に1回のペースで「梅原涼」というキーワードを検索している。待ち望んでいる。

第3位の清田いちるは、日本のインターネット業界では名が知られているWebディレクターであり、小鳥ピヨピヨという有名ブログの中の人である。さいきん薄毛を克服したらしい。『我が名は魔性』は、著者が中学2年生のときに手がけた習作である。しかし侮れない。一読してユニークネスに圧倒されるからだ。へたな小説家志望のオトナが書いたものよりはるかに優れている。おれは嫉妬しながら読み進めた。発表当時はネット業界人がベタ褒めしていたが、あれはお世辞ではない。

第10位のあやまり堂(山口昌志)は、2015年に第22回九州さが大衆文学賞の笹沢左保賞をゲットしている。森村誠一・夏樹静子(故人)・北方謙三が選考委員を務めている。(参考リンク1)(参考リンク2)同賞はミステリ作家の永井するみを輩出している。(敬称略)

惜しいことに『KDPノ全テ』と『セルフパブリッシング狂実録』は、2016年4月現在において販売停止中だ。いずれも、日本版KDPの黎明期が記録されている第一級の資料だ。

TIGER BALL』は、その名のとおり『DRAGON BALL』(作/鳥山明)のパロディコミックである。Amazonに怒られて速攻で販売停止になったものの、つんどく速報レビューでは「本編のスクリーンショット」を何枚か紹介しているので、ぜひともご覧いただきたい。

対象外(ストア削除のため)

TIGER BALL 巻一
鳥山あらら(著)
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セルフパブリッシング狂実録 – 誰でも作家時代の作家論
佐々木 大輔(著)
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KDPノ全テ
佐藤貴明(著)
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コンビニの戦士達 本篇
幻夜軌跡(著)
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第4位


金魚ガールズ
ごとう隼平(著)
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第5位


ジャンケン基本論
堀内彰宏(著)
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第6位


ノワールの旋律
汐海凜(著)
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第7位


猫はエサ代を稼げるか?
中谷 仁(著)
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第8位


天職・適職・凡職・愚職
奈良崎 仁志(著)
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第9位


個展を開こう!! キャリアになるイベントの勧め
芦原 銀兎(著)
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第10位


わたくし版「方丈記」現代語訳
鴨長明(著)
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第11位


謎日記・選/お兄さん日記
めきし粉(著)
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第12位


アレ?このゲーム何だっけ?なつかしゲームクイズ50ファミコン編1
まるく堂(著)
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