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KDP作品の極私的ランキング(つんどく速報2013年02月に担当したもの)

2017年5月22日

2013年2月は、9作品をレビューした。

2013年02月 : つんどく速報(電子書籍の感想・レビュー) – 電子書籍の個人出版を応援するレビューサイト

三段階評価の意味

……実力と才能を感じた
……水準に達していた
……着想は良かった

「作品(Contents)」を相対評価したものだ。「著者(Author)」を絶対評価したものではない。おなじ作者であっても成果物の品質や完成度にはゆらぎがある。

第3位


超神記
十合 ヒロシ (著)
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第2位


来たるべき日曜日 他6編
めきし粉 (著)
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第1位


【同人版】彼女のための幽霊 藤元杏
吉野 茉莉 (著),ふゆ (イラスト)
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2013年02月の総評

十合ヒロシをレビューするときに『Gene Mapper』をひきあいに出してしまったが、共通点は「遺伝子」だけである。作風は個性的であり、品質も悪くない。藤井太洋のように「一作や二作でファンが現れるほどの着想の目新しさ」は見出だせないが、このときレビューした『超神記』と同等品質のものを書き続ければ固定読者が付きそうである。おれは好きだ。

めきし粉あおたけふみ)は、高知大学文芸サークルの出身者である。おれの「ふわっ」とした直観だが、牽強付会をおそれずに述べるならば、KDPなどのインディーズ出版で頭角をあらわしているのは東北・山陽・四国・九州・琉球(沖縄・先島諸島)の出身者・在住者・縁(ゆかり)のある者が目立つ。出版やメディア業種における「地の利」に関わりなく、作品水準を問わず、ひろく世間に創作物を流通させることができるセルフパブリッシングは……云々。

吉野茉莉は、創作同人活動とセルフパブリッシングを経て、2014年に『藤元杏はご機嫌ななめ ―彼女のための幽霊― (MF文庫J)』で商業デビューを果たした。「藤元杏シリーズ」は、白身魚の刺し身のごとき淡く繊細な滋味をあじわうものであり、刺激を求めがちな大多数のライトノベル読者には向いてない。「藤元杏シリーズ」はデリカシーのない奴が読んでもまったく理解できないからだ。商業版は2巻で刊行休止中なので、シリーズ完結している同人版を読むことをオススメする。もしも将来、桜庭一樹みたいな越境作家になったら再評価されるタイプの作品である。

予兆がなくもない。2016年4月に、本職の会計/税務知識に裏付けられているであろう新刊小説『トクシュー! ‐特殊債権回収室‐ (NOVEL 0)』を発表したからだ。経済小説を書く女性作家としてブレイクするかも。(敬称略)

第9位


ホラーのKのホラーなハローワーク日記
ホラーのK (著)
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第8位

(アダルトカテゴリにつき表紙は非表示)
55歳の風俗体験取材漫画家誕生
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第7位


農魂ライダーは爆走する! ~農大王道青春物語~
yuuma (著)
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第6位


村まつり
敦音尚之 (著)
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この著者ならば、千葉県が突如独立する『機密符牒』のほうが面白かった。

第5位


宇治見陽介の眼
新 清士 (著)
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第4位


憂春の光芒
無有明 (著)
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