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「カクヨム」で私小説を書きはじめた

2016年3月10日

これ。

汚叢の禁忌 – カクヨム

主人公の名前は、寺町迭夜(てらまち・てつや)という。西村賢太の小説における、北町貫多(きたまち・かんた)に由来する。人物造形や小説の体裁も、西村作品に(なんとなく)準じている。ただしパロディというほど本格的なものではない。

寺町という姓は、実在する地名から借りた。石川県金沢市に「寺町寺院群」という場所がある。前田藩が一向宗による一揆を予防するために、一向宗を囲むようにして領地内のあらゆる宗派の寺を1か所に移転させたのが寺院群の由来だ。「寺町寺院群」にある妙立寺が「忍者寺」と呼ばれており、いちおう観光スポットだ。

大正や昭和初期の私小説および西村賢太のパロディはむずかしいので、1日で書けるのは400~500字くらいが限界かもしれない。完結しても1万字未満だと思う。でも、ちゃんと終わらせたらセルフパブリッシングとしてストアに出したいな。

『汚叢の禁忌』は、たぶん最後まで書けると思う。オチも決まっている。だって私小説だもの。おれが体験したことを材料にして書くだけなので容易い。この手法は以前からやってみたかった。でも事実だけ書いても面白くならないので虚実を混ぜて「事件」を再構成するのが私小説の伝統である。

牛の歩みのような更新速度になるので結末を先に発表しておく。

「汚叢」というのは肛門まわりに生えた毛を指している。あれを「ケツ毛」とあらわすのは曖昧な気がするので、いまはとりあえず「肛門まわりに生えた毛」としておく。

あるとき、寺町迭夜は「汚叢」をキレイに剃ってしまう。切実な事情があるのだ。しかしそのあとが大変だった。弊害のほうが大きかったのである。そういうことを粘着質に記述していくのが『汚叢の禁忌』という私小説である。

Q. ところで、なぜ「カクヨム」に投稿したのか?
A. やじうま根性でござる

次回更新をお楽しみに!