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納品原稿ランキング(フムフム2015年05月に担当したもの)

2018年10月26日

学研ブックビヨンドが運営するコラムメディア「フムフム」に納品した原稿を、月別にランキング形式でまとめた。

2015年5月は、8本のブックコラムを書いた。

第1位(2015.05.18公開)

特許裁判に勝った企業ほど無慈悲なものはない
http://fum2.jp/2477/

取り上げた本


すばらしき特殊特許の世界
稲森 謙太郎(著)

寸評

サトウ食品VS越後製菓の「切り餅スリット」裁判について書いた。おれは越後製菓のほうが好きである。かつて冷凍枝豆の製法特許はニッスイが独占していた。しかし大手冷凍食品会社から異議申し立てが提訴されて、いまでは無効になっているそうだ。冷凍チャーハンの製法にも特許があるんだろうか? いつか調べて書いてみたい。

第2位(2015.05.04公開)

ブラック企業を撲滅するためのいちばん冴えたやりかた
http://fum2.jp/2158/

取り上げた本


15歳からの労働組合入門
東海林 智(著)

寸評

コラムでは、アルバイト労働者や非正規労働者の味方になってくれる学生ユニオンや青年ユニオンといった団体について紹介している。

労働組合って大切だとおもう。昭和期にくらべて日本企業における組合組織率は下降の一途をたどっているそうだ。メディアの報告によれば2015年の組織率は約17%。労働組合員は約980万人である。労働力人口は6000万人くらいだから、そりゃあ企業のやりたい放題になるわけだ。賃金・労働環境・福利厚生などがおろそかにされていても、当の労働者たちに横のつながりがなければ実効性のある交渉ができない。おれを含めた2000万人を超える日本国内の非正規労働者こそ労働三権(団結権、団体交渉権、団体行動権[争議権])を活用すべきだ。

第3位(2015.05.14公開)

日本に生命保険を輸入したのは、あの男だった!
http://fum2.jp/2385/

取り上げた本


命の値段
渡辺 房男(著)

寸評

あの男=福沢諭吉。紹介した『命の値段』は経済小説だが、史実をもとにしており、日本の生命保険の成り立ちについて学べる。良著である。明治から昭和初期にかけて保険会社に積み立てられた金は、太平洋戦争後における日本復興のため役立てられた。巨額の保険積立金は公営団地を建設するための原資になったらしい。そのあたりを知りたければ『生命保険入門 新版』がわかりやすかった。著者はライフネット生命の共同創業者だ。

第4位(2015.05.07公開)

最強の副業「ビームせどり」を知っていますか?
http://fum2.jp/2227/

取り上げた本


Ambitious vol.2
晋遊舎(著)

寸評

ブックオフなどの新古書店で、USBメモリみたいなもので本や雑誌のバーコードをスキャンしているアレのことを「ビームせどり」という。バーコードの読み取り光線=ビーム。コラムでは機器の具体的な品番などを紹介している。おれはこのとき初めて「ビームせどり」という呼称を知った。学びがあった。

第5位(2015.05.21公開)

維新の構想が、未完で終わってしまったワケ
http://fum2.jp/2526/

取り上げた本


未完の明治維新 (ちくま新書)
坂野潤治(著)

寸評

コラムで紹介している『未完の明治維新』は歴史小説が好きなら読むべき新書である。明治時代をあらわすキーワードといえば「富国強兵」だ。しかし、成立したばかりで財政難だった新政府にとっては「富国」と「強兵」は相反する政策だった。西南戦争にいたるまでのゴタゴタは、富国派と強兵派の主導権争いだった。

富国(国家制度や公共インフラの充実)を優先すべきとしたのが大久保利通で、強兵(ロシアや中国への牽制)を優先すべきとしたのが西郷隆盛だった。フィクションにおいて大久保利通は陰謀家に描かれがちだが、日本の鉄道を国営にしたのは大功績だと思う。(線路敷設や鉄道運営ノウハウを有する外国企業にカネを出させて民営にしたほうが財政負担が少ないというのが当初の案だった)

富国強兵の元ネタは横井小楠『富国論』と佐久間象山『海防論』である。維新志士たちの必読書だった。『未完の明治維新』を読めば、維新の元勲たちが権力争いをしていたのは私利私欲のためではなく思想的闘争だったことがよくわかる。学びがあった。オススメの一冊だ。

第6位(2015.05.28公開)

あなたの人生を変えるかもしれない心理学の法則
http://fum2.jp/2640/

取り上げた本


偶然の科学
ダンカン ワッツ(著)

第7位(2015.05.25公開)

Facebookのリア充アピールがつらい。どうすればいいの?
http://fum2.jp/2592/

取り上げた本


節ネット、はじめました。 「黒ネット」「白ネット」をやっつけて、時間とお金を取り戻す
石徹白 未亜(著)

第8位(2015.05.11公開)

人はどうして疲れるのか。疲労がカラダに良い理由
http://fum2.jp/2334/

取り上げた本


人はどうして疲れるのか (ちくま新書)
渡辺俊男(著)