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納品原稿ランキング(フムフム2015年03月に担当したもの)

2018年12月2日

学研ブックビヨンドが運営するコラムメディア「フムフム」に納品した原稿を、月別にランキング形式でまとめた。

2015年3月は、9本のブックコラムを書いた。

第1位(2015.03.30公開)

ベストセラー編集者から学ぶ うまく頼みごとをする方法
http://fum2.jp/1536/

取り上げた本


編集者という病い

寸評

衝撃作である少年A『絶歌』の成立にも一枚噛んでいたように、幻冬舎創業者の見城徹は自他ともに認めるベストセラー請負人だ。元角川書店の編集者としても有名だが、はじめに入社したのは零細出版社だった。

見城徹は新入社員時代に1冊の教育本を企画した。その本が数十万部のベストセラーになり、当時は無名の教育サークルだった「公文式」の経営拡大に寄与する。そのあと角川書店に入社するのだが、正式な中途採用ではなかった。はじめは角川春樹のアシスタントとしてまぎれこんだ。で、ちゃっかり成果を上げて正式に社員採用されたらしい。

松任谷由実や尾崎豊を口説いた。エッセイストにすぎなかった林真理子に小説を依頼した。ただの作詞家だった銀色夏生に詩を書かせた。何百万部という販売部数を達成して取締役編集部長にまでのぼりつめた見城徹が、なぜ角川書店を飛び出したのか?

当時社長だった角川春樹がクスリがらみの容疑で逮捕されたあと、見城徹は春樹解任に賛成票を投じたからだ。経営陣の一員として当然の判断であったが、恩人である角川春樹に対して「けじめ」をつけるために角川書店を退職した。その後、1993年に幻冬舎を設立した。

見城が困っていたのを見かねた石原慎太郎が、出せばかならず売れる「裕次郎との思い出」を書き下ろした『弟』を幻冬舎から出版してやるよとみずから申し出たそうだ。ご存知のとおりミリオンセラーを記録した。五木寛之や村上龍とも堅固な結びつきを持っていたからこそ、幻冬舎は当時不可能と思われていた文芸出版社の新規参入に成功した。

寸評のつもりが長くなってしまったが、本書には編集者視点からの「ベストセラーの4条件」が語られている。

オリジナリティがあること
明快であること
極端であること
癒着があること

どういうことかは、見城徹の編集者人生を追っていけば理解できる。上記4条件は、まさにその通りだと思った。

第2位(2015.03.12公開)

押見修造はクソムシだけじゃない。この読み切りマンガがすごい!
http://fum2.jp/1239/

取り上げた本


志乃ちゃんは自分の名前が言えない

寸評

本書『志乃ちゃん』は1巻完結のマンガだ。コラムでも述べているが、おれは障害者ものフィクションが大嫌いだ。偽善の臭いがプンプンするからだ。もてはやしているヤツらを見ると反吐が出る。

『志乃ちゃん』はおれが最後まで投げださずに読むことが出きた数少ない「それ系」の作品である。コラム本編で述べている「決してしゃべろうとしないクラスメイト」は実話だ。いまだに謎である。ちなみに、押見修造の作品ならば『惡の華』がいちばん好きだ。

第3位(2015.03.09公開)

酒は昼に飲もう! なぜなら「夜の酒」は×××が多いから
http://fum2.jp/1188/

取り上げた本


昼のセント酒

第4位(2015.03.05公開)

あの有名ハンバーガーショップに行くのがこわいです
http://fum2.jp/1150/

取り上げた本


なぜ、この人と話をすると楽になるのか

第5位(2015.03.02公開)

一周まわって「まなめはうす」にたどりついた私のネット遍歴
http://fum2.jp/1128/

取り上げた本


カリスマニュースサイト管理人が15年続けたシンプルな情報収集術 (impress QuickBooks)

第6位(2015.03.26公開)

なぜ、元祖ブラック企業「蟹工船」は摘発されないのか?
http://fum2.jp/1493/

取り上げた本


蟹工船 ─まんがで読破─

第7位(2015.03.23公開)

最貧困シングルマザーが「出会い」を求める理由
http://fum2.jp/1429/

取り上げた本


最貧困シングルマザー

第8位(2015.03.16公開)

あなたが知らない「裏ノーベル賞」の世界
http://fum2.jp/1285/

取り上げた本


めざせイグ・ノーベル賞 傾向と対策

第9位(2015.03.19公開)

「負けを生かす技術」を知っていれば人生はもっとうまくいく
http://fum2.jp/1374/

取り上げた本


負けを生かす技術 (朝日文庫)