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断酒したい

2018年9月4日

ちかごろ飲酒をやめられない。ただし1日あたりの量は少ない。350ml缶が1本。アルコール分が5%〜9%のビールやチューハイである。酔えば「つらい」という感情を忘れられる→気がするから→おれは酒を飲む。しかしよく考えてみれば効能が疑わしい。

はたして、酔うことによって幾つもの夜を乗り越えていなければ、とっくにおれは自棄や自裁に及んだのだろうか。否である。おれは酒のことを知らないからだ。酒の何たるかを知りうるほど酩酊したことがない。酒はただの酒である。酒は向精神薬ではない。

酒が悲壮感をまぎらわせるなんて、おれの思い込みにすぎないのでは。あたかも学校の放課後に自転車の2人乗りをすることで互いの気持ちをいっそう確かめ合えるというフィクション発のいけすかない共同幻想を世の愛しあう者たちが信じて疑わないように。

だから、そもそも飲酒によって上下左右されるほどおれの精神は単純でもなければ致命的な領域に達しているわけでもない。つまり、おれはアルコール依存症ではない。精神疾患ではないのだから、おれはおれの意思ひとつで飲酒をやめることができるはず。

おれにとって飲酒の害はひとつ。眠くなること。するべきことが先送りになる。長期的視点に立つならば、アルコール依存症によって器物損壊に及んだ親戚のゴミクズや生ける騒音発生器に堕した隣のキチガイ爺さん(a.k.a.厄病乞食)のような末路を辿りたくない。酒に溺れて身を持ち崩した人間の容姿というものは目をそむけたくなるほど醜悪である。おぞましい。その性根たるや。