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【写真】はじめて食べた。日清カレーメシ2(中辛)

おれとカレーメシ

2016年3月某日。生まれてはじめて「カレーメシ」を食べた。

今までカレーメシのことをを知らなかったわけじゃない。あんたも知ってのとおり、おれは根がジャンクフード好きにできてる男だ。じつは今日に至るまでの4年間、自宅に電子レンジが無かったのである。冷蔵庫もなかった。ミニマリストを気取っていたからだ。

カレーメシは電子レンジ調理専用のインスタント食品だ。調理方法は、水をそそいで500Wで5分30秒を加熱する。

食べたくてもチンする機械がなければどうしようもない。コンビニで買えばチンしてもらえそうなものだが、カレーメシの調理時間が5分以上であり、店内がカレー臭くなったら申しわけない。気まずい。カレーメシをコンビニで調理してもらうことは反社会的行為のような気がする。世間に対して遠慮しているうちに、月日は流れていった

至カレーメシ。ながい道のり

第2の故郷ともいえる福岡市での生活を経て、やむをえない事情によって石川県に帰ってきたおれは、遠縁の親戚宅に流れ着いた。居候先に電子レンジがあった。しかし、居候の身であり、なるべく台所には近寄らないようにしていた。住まわせてもらっていたのは物置部屋である。食事もなるべく外で済ませていた。年金暮らしの気難しい家主がいたので、気をつかって日中は留守にしなければいけなかった。冷蔵庫も使わなかった。電子レンジも同様である。

2016年2月に、居候先をあとにして、石川県金沢市にて独り暮らしを再開した。ようやく引越資金の目処がついたからである。

はじめに買ったのはオーブントースターだった。約2000円で購入できるわりには、なかなか使える家電である。

KOIZUMI(コイズミ) 【切替機能付 1000Wハイパワー 食パン2枚焼き】オーブントースター ホワイト KOS-1012/W
KOIZUMI(コイズミ) 【切替機能付 1000Wハイパワー 食パン2枚焼き】オーブントースター ホワイト KOS-1012/W

食パンを焼く。居候時代にはできなかった食事である。バターやマーガリンが恋しかった。コーンソフトをむさぼり食った。

目玉焼きをつくる。ふつうのアルミホイルではなく、シリコンホイルを使えばオーブントースターでも目玉焼きが作れる。方法については、いずれ写真付きで紹介したい。

市販の惣菜を温める。鶏のからあげ、コロッケ、天ぷら等々。オーブントースターが「有る」のと「無い」のとでは満足感に天と地の差が生じる。

缶詰をアツアツにする。いなばのタイカレーは常温でもうまいが、トースターで温めれば異なる風味を楽しめる。

他にも、切り餅を焼いたり。2000円程度で入手できる家電としてはコストパフォーマンスが高い。

話がそれてしまった。オーブントースターの次に購入したのが電子レンジだった。予算が少ないため、安くて、しかも最低限の品質を保っているものを求めた。アイリスオーヤマの約7000円の電子レンジを購入した。

アイリスオーヤマ 電子レンジ 単機能レンジ 60Hz専用 西日本 ターンテーブル IMB-T171-6
アイリスオーヤマ 電子レンジ 単機能レンジ 60Hz専用 西日本 ターンテーブル IMB-T171-6

当初はガスコンロにしようかと思っていたが、見送った。イワタニ製のカセットコンロならば3000円程度で購入できる。これがあれば電気炊飯器がなくても米が炊けるし、肉や野菜を炒めることだって出来る。

ガスコンロよりも電子レンジを先に購入したのは、台所に物が増えることを嫌ったからである。ガスコンロを買うということは、鍋やフライパンを買うということだ。

火の気があれば、パスタや野菜をゆでたり、油を使って調理したくなる。コンロ調理のポテンシャルを活かすためには、皿や調味料や水切りボールや調理器具なども揃えなければいけない。洗いものが増える。あと片づけが面倒だ。

パスタを食いたければ、冷凍の調理済みパスタを電子レンジでチンすれば良いのである。歩いて行ける食料品店において何種類もの冷凍パスタが160円程度で安売りしており、これなら洗い物が出ない。ファミレスのパスタだって冷凍麺だがそれなりの味だ。乾麺をゆでたほうが安上がりかもしれないが、湯をわかしたり茹でたり皿を洗ったりする労力を考えると結果的に安いものだ。電子レンジでパスタを作る方法もあるというではないか。

夜食のことも考えた。コンビニに行けば、100円前後で1人分の冷凍チャーハンや冷凍パスタや冷凍焼きそばが24時間いつでも買える。はっきり言って、コンビニにおいて300~400円台で売っているチルドパスタと100円の調理済み冷凍パスタは似たようなクオリティである。

話がそれてしまった。カレーメシの話だった。

日清カレーメシ2 写真レビュー

カレーメシ加熱した直後の図
カレーメシ2(中辛)を加熱した直後の図

カレーメシまぜまぜした図
カレーメシ2(中辛)を、まぜまぜした図

公式の調理法は「500Wで5分30秒」である。きっちり守ってからすぐに食べたところ、乾燥米が戻りきっておらず、硬い飯粒が混ざっている状態だった。そのあと、付属のフタをのせたまま1~2分ほど蒸らしたところ、やわらかい噛みごこちになった。カレーメシをおいしく食べるためには蒸らすのがコツである。

カレーメシの謎肉。食感はグズグズ
カレーメシ2(中辛)の謎肉。食感はグズグズ

カレーメシ生卵を投入
カレーメシ2(中辛)に生卵を落とした図

カレーメシ生卵まぜまぜした図
カレーメシ2(中辛)と生卵をまぜまぜした図

コツをまとめる

1.指示どおり加熱する
2.フタを取らずに1~2分蒸らす
3.食べる

食感は、カレーライスというよりも「カレードリアを混ぜときのような歯ごたえ」である思ったほうがいい。カレーソースの下にまっしろな米飯、という光景は期待できない。

味は、ごく標準的なレトルトカレーと大差ない。若干、100円レトルトカレーよりも塩分やコクなどは濃厚だ。平常時の食事としての「ありがたみ」は少ない。

市場の実勢価格は200円程度だろう。100円のレトルトごはんと100円のレトルトカレーを調理する手間を省きたいという人に向いている。

おれはリピートしようとは思わなかった。近所にうまいカレー屋があるせいかもしれない。インターネットショップのユーザー評価は良好のようだ。

日清 カレーメシ2 中辛 124g×6個

災害時はもちろんのこと、自宅にカレーを作る設備がなかったり、行動半径のなかにココイチやカレーショップが見当たらないなど、いわゆる「カレーライス難民」にはオススメできる。カレーメシという製品は。